広島焼きとは違う!
備後府中焼きの特徴とは?

広島お好み焼きの進化形、カリッカリなクリスピー食感がクセになる「府中焼き」

備後府中焼きってどんなお好み焼き?


広島県民のソウルフードといえば「お好み焼き」です。しかし、一言にお好み焼きと言えど、県内各地で独自の進化をとげた「ご当地お好み焼き」があることをご存知ですか? 「備後府中焼き」は、広島県府中市で昔から愛されてきたご当地お好み焼きです。広島お好み焼きと、生地・キャベツ・麺・卵を重ねていく「重ね焼き」であることは同じですが、備後府中焼きは豚ばら肉ではなく「ミンチ肉(ひき肉)」を使うのが大きな特徴。ミンチ肉の脂が熱せられた鉄板にジュワッと広がり、麺がパリッと揚げ焼き状態になることで、カリカリなクリスピー食感になるのが最大の魅力です!広島お好み焼きでは定番のモヤシを入れないため、水分が少なくさらにサクサクな食感が味わえます。

牛ひき肉100%の旨さ!シャキシャキ濃厚なあぶりネギマヨも人気!


使用するミンチ肉は牛肉、豚肉、混合と、府中市内の店舗でも違いはありますが、NEKIではキャベツの旨味を引き出してくれる「牛肉100パーセントミンチ肉」を採用。定番の「肉玉そば」はもちろん、中華麺をうどんに変更した「肉玉うどん」、女性にはとろけるチーズのトッピングや、そば無しも人気です。また看板メニューである「あぶりネギマヨ」は、出来上がった備後府中焼きの上に、たっぷりのネギとマヨネーズをかけ、バーナーであぶった一品。シャキシャキとしたネギの食感とマヨネーズが絡み合い、濃厚かつ香ばしい味をお楽しみいただけます。


広島お好み焼き「府中焼き」の健康成分

備後府中焼き1枚で完璧な栄養バランス!


キャベツ、麺、卵、肉と様々な具材が使われる広島お好み焼きは、栄養バランスの良い料理であり、ベースを同じくする備後府中焼きにも同様のことが言えます。食物は主に、血液や肉をつくる「赤」、エネルギーの元となる「黄」、体の調子を整える「緑」の3色に色分けされます。備後府中焼きに入る具材で考えてみると、卵やミンチ肉はタンパク質の「赤」、小麦粉や麺は炭水化物の「黄」、キャベツはネギはビタミンを含むので「緑」となり、3色全ての栄養素を含んだ備後府中焼きは、広島お好み焼きと同じく「栄養バランス食」だと言えるでしょう。

他地域の方にとってはおかずのイメージがある料理のため、ごはんや小鉢などがつく定食スタイルで提供される場合もあります。しかし、多くの府中市民にとってはそれ単体で食べるのが一般的。この1枚で栄養バランスが整っていることを、経験的に知っているからかもしれません。

ビタミンU(キャベジン)が神田のビジネスマンをサポート!

備後府中焼きの大部分を占めるキャベツには、ビジネスマンにこそ摂取してほしい成分がつまっています。キャベツにはビタミンU(別名キャベジン)という栄養素があり、胃の粘膜の新陳代謝を活発にし、傷ついた胃粘膜の修復を促す作用があると言われています。また、キャベツの外側に多く含まれるビタミンKは、肝脂肪の予防や肝臓の解毒作用を助けて肝機能を助ける働きがある優れもの。日々忙しいビジネスマンにうってつけの成分なのです。さらにビタミンCも多く含まれていることから、アンチエイジングで注目を集める抗酸化作用、貧血予防など、女性にとって嬉しい効果があるのも見逃せないポイントです。


広島のお好み焼きがB-1グランプリにも出場!

地元の広島・府中市内では、約40軒のお好み焼き店が営業中、1世帯あたりのお好み焼き店舗数がなんと広島市に匹敵します!

B-1グランプリにも出場しており、平成22年には広島県内のご当地お好み焼きの人気を競う「第1回広島てっぱんグランプリ」で初代王者となりました!